アベンジャーズ観てきた(二回目)のでMCUの感想を書く[PHASE1]
アベンジャーズ、アッセンブル！
皆さんは観ましたか？｢アベンジャーズ エンドゲーム｣。僕は観てきました。二回目。
一回目は一か月前に見て滅茶苦茶面白かったんだけど、｢あっこれシリーズ観てきた方が面白くなるやつだ！｣って思って、ちょうどゴールデンウィークが近かったからこの機会にMCU*1を一気見してきたんですよね。そんで先日ようやく全作品履修したから改めてこの作品を観てきた訳ですよ。
もうすんごいの。やばいねこれ。よくこんなの世に出せたなと。これは140字じゃ伝えきれんなと。で、これからこっちにMCU全作品の感想を書いていこうと思います。DVDで見た分はTwitterに書いてなかったしね。あ、ネタバレ注意ですので。
今回はフェイズ１*2の感想を。
アイアンマン
我らがヒーロー・アイアンマンの初登場作にしてMCU最初の作品。女好きで金遣いが荒く皮肉屋のうえにエゴイスト、だが正義と国を愛する心も人一倍ある大企業の社長、トニー・スタークがアイアンマンとなり悪と戦うストーリー。最初のイキった姿は間違いなく好感度を下げるが最後は間違いなくカッコよく思えるだろう。でもやっぱ基本的な人格はクソ。アイアンマンスーツ開発に尺を割いていて男のロマンが溢れてくる。ヴィラン*3側の科学者がスーツを作るときの｢私はトニー・スタークじゃない｣が越えられない壁への悲哀を感じる。
インクレディブル・ハルク
最強アベンジャー、ハルクの単独作。でもハルク役の人がこれ以降変わっちゃうのとシリーズ内の重要度低くて影が薄い。僕はどっちの人も好きだけど。あとMCUはパワーバランスにすごく気を遣ってるので最強のハルクに釣り合うヴィランがいなくて他に単独作がないのも原因か。でも異形の怪物に変じてしまった悲哀に仮面ライダーみを感じて好き。ブルースとハルクは同一人格として描いてると解釈してるんだけどお前どう？
アイアンマン2
早速続編が出たトニー・スタークの2作目。相も変わらずハチャメチャやってるクソ野郎ぶりは健在だが、裏には刻一刻と近づく死の恐怖に怯えていた。恋人に会社任せたり親友にスーツ托したり、散々無茶苦茶やってるように見せかけて着々と終活進めるのやめろ。負かした相手にアドバイスかけるところ好き。そして父親から憎しみを受け継いだヴィランと未来を受け取ったトニーの対比よ。シールド*4の初登場もこの作品。
マイティ・ソー
北欧神話からの刺客、ソー*5主役の作品。ファンタジックな世界観が独特。ロキの差し向けた敵に絶体絶命のピンチに陥ったソーが再びムジョルニアをつかむシーンが格好いい。アイアンマン２では良い組織に見えたシールドがヒロインたちの研究レポートを強奪して株を下げていたのも印象的。余談だが、アイアンマン２以外のここまでの作品は話の筋が似通っていて連続で見るとちょっとマンネリになるかもしれない。僕はなった。
キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー
フェイズ１最後にして最初のアベンジャー、キャプテンアメリカメインの作品。第二次大戦中のアメリカが舞台。これまでとは作風が違って第二次大戦中活躍した英雄をモチーフにした伝記映画のような雰囲気。なのでやや駆け足な展開だったが僕はそういう演出として受け入れた。スティーブの気高く強い精神性がぶっ刺さった。
アベンジャーズ
フェイズ１の集大成。これまでに登場したヒーローたちが集合して一緒に戦うクロスオバー映画。アメリカの仮面ライダーMOVIE対戦*6。NYを舞台にアベンジャーズたちの集合、喧嘩、結束、共闘を描いている。のちの展開に向けた布石も多く打たれており、何度でも見返せる。話としても面白いしね。
長くなったので今回はここまで。次はフェイズ２について書きます。
*1:マーベル・シネマティック・ユニバース(Marvel Cinematic Universe)。マーベルスタジオによるアメコミの実写企画。多分知らない人にはアベンジャーズシリーズって言った方が通りがいいと思う。でも知ってる人はこっちを使う
*2:MCUは2019年6月現在作品の進行度ごとにフェイズ1～3に大別されており、さらにそれらを纏めて｢インフィニティ・サーガ｣と呼ぶ
*3:敵役。アメコミではこう言う
*4:戦略国土調停補強配備局(Strategic Homeland Intervention, Enforcement, and Logistics Division.)の略。ヒーローたちをサポートする組織
*5:｢Thor｣なので英語読みでソー。日本だとトールの呼び方がなじみ深い
